キッチンとリビングの境の壁についている、造作カウンターはどの程度使い勝手いいか、漬けるかどうか迷っている方がいると思います。
うちは購入した中古住宅に造作カウンターが付いていたので、リフォーム時にこれを撤去した方がいいのかを考えました。
リフォーム業者に撤去の見積もりを出してもらい、金額も出してもらいました。
最終的に結果は残すという結論になり、今はあってとても良かったと思っています。
埋め込みカウンターの撤去のメリットとデメリット、業者に頼んだ場合の撤去費用の金額と合わせてお知らせします。
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キッチンのリフォームを依頼したい場合、「どの業者に頼めばいいのだろう・・・」と困ることがあると思います。
さらに、気になるのは価格がどのくらいで頼めるかどうかです。
後になってから「A社よりB社の方が安かった」とわかって後悔するよりも、最初に比較ができたらいいですよね。
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造作埋め込みカウンターがついているキッチン
うちのキッチンは、セミオープンタイプの対面式の、リビング側には、造作カウンター、または埋め込みカウンターという部分がついています。
一枚の板になっていて、支えは鉄製のビス止めで、板の部分が壁に刺さってはいないのですが、カウンター下の壁が木製なので、はバギの方なものがあり、それに組み込まれたような形をしています。
埋め込みカウンターのサイズ
カウンターの高さは90センチ、奥行きは、45センチ。
長さについては200センチくらいで、長い方になると思います。
造作カウンターというのがいつ頃流行ったのかはわかりませんが、日本で対面式のキッチンが出始めてからでしょう。
今は、フルフラットの場合はカウンターはトップを延長して同じ高さでつくことになりますし、他の対面式で造作壁はあっても、上記のようなカウンターはそれほど見かけなくなりました。
お好みで今でもつける方はおられるようですが、上は元々が古い家なので、若干時代遅れかなという感じに思えて、これを撤去した方がいいかと最初は思ったのです。
埋め込みカウンタ―の撤去費用
それで、私と夫は、このカウンターについて、最初は単純に「邪魔だからとってもらおう」ということにして、業者に見積もりを依頼しました。
その際の金額は、撤去の費用だけが16000円、板を撤去した後の壁部分の補修が8000円で、合わせて25000円ぐらいのものでした。
価格としては、そう高いものではなかったのですが、引っ越し前に考えているうちに思いなすことになりました
造作カウンターのいちばんのメリット
このカウンターには、壁にそもそも、電話のジャックと電気もついています。
なので、ここは電話置き場でもあったのですね。あれば、そのまま使えることになり、カウンターがなければ、電話置き場は他に考えなくてはなりません。
このジャックについて考えたことが撤去を考え直す最初でした。
生活用品をちょっと置く目的のカウンター
カウンターがあっても近くにダイニングテーブルを置くことになります。
しかし、テーブルの上に固定電話を置きたいとは思いませんね。
逆に、カウンターがないと、電話を含めた生活用品はそちらに置くか、もしくは、他に物を置く場所が必要になります。
家全体の収納は十分にあるわけですが、生活に必要な物の置き場所は別に考えなければなりません。
カウンターに置けば大切なものがはっきりする
固定電話のように起き場所が決まったものだけでなくて、明日会社に持っていくものとか、スマホをちょっと置こうとか、充電しようとか、明日出す郵便とか、買い物メモとか、そういう細々したものが毎日必ずあります。
これらのものはずっと置くわけでなくて、あくまで一時的なものなので、最初からそれらが「ない」そう手にしてしまうと、後で沖場所に困ります。
カウンターがないとそういう細々したものは、他の数に置き場所を考えるか、またはダイニングテーブルや、リビングテーブルなどに置くことになってしまうと思われるのです。
そうなると、カウンターは食事をするとか、書き物をするとかのテーブルとしての用途伝は買う手も、やはりあった方がいいのではないかと思われたのです。
造作カウンターは座るためのものではない
しかし、本来の意味でのカウンターの用途、つまり、そこに座って朝食を食べるとか、カウンターチェアに座って話をするとか、お酒を飲むとかはどうかというと、これはやはりそれほど使わないと思うのです。
というのは、カウンターチェアもたくさん見比べてきましたが、こういう椅子は長く座ってくつろぐようなものではありません。
そのそばにダイニングテーブル、そして、同じリビングにソファもあれば、そちらに座ろうとなることが目に見えています。
カウンターはいい意味でも悪い意味でも、人とモノの両方のチョイ置きスペースです。
しかし、このチョイ置きスペースは生活の上で大切なものです。
カウンターをどうするか考える時には、実際にどのように利用するのかをシミュレーションしてみるのがいいと思います。
造作カウンターのデメリット
カウンターを設置したり、残したりした場合のデメリットについても考えてみました。
場所を取る
造作カウンターのデメリットのいちばんはやはり、場所を取るということです。
また、カウンターにはそれほど座らないとしても椅子は置くべきなので、椅子の分のスペースが必要です。
椅子がたくさんになってしまう
うちは一人暮らしなのですが、カウンターチェアを買ったとすると、ダイニングの椅子とソファーと合わせると、2人に対して8人分の椅子が必要となってしまいます。
- カウンターチェア・・・2脚
- ダイニングチェア・・・2脚
- ソファセット・・・4脚
4人家族だったらちょっと大変ですので、この点は考慮すべきかもしれませんね。
カウンター下の収納について
オープンキッチンだとカウンター下の部分に収納を設けることができます。
造作カウンターの場合でもできなくはありませんが、基本的には収納は座らないカウンターの方が向きます。
キッチンに収納を設けたい場合には、造作カウンターとは両立しないと考えられますね。
造作カウンターを残す結論に
うちの場合、最終的にカウンターは残すこととなりました。
ちなみに後から見積もりを依頼した業者さんは、カウンターはとることは、あまり勧めてはいませんでした。
その上で、どうしても取りたい場合は、あとからでもそれほど費用が掛からず撤去はできます。もし、リフォーム前の家なら、すぐに撤去しないこともおすすめです。
これから造作カウンターをつけたいという場合には、インテリアとしてよりも、実用的な面を思い浮かべて見るのが大切です。
実際にいろいろな場合を想定しながら、家族で話し合ってみてくださいね。