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タカラスタンダードのアイランドキッチン 価格と選ぶポイント

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タカラスタンダードのアイランドキッチンは、アイランド対面プランとアイランドマルチ収納対面プランの2つです。

アイランドキッチンは、レミューとトレーシアのみの対応です。

それ以外のエーデルとリフィットは、キッチンキャブネットの一方が壁についた形のマルチ収納対面プランフラット対面プランが使えます。

タカラスタンダードのアイランドキッチンについて見ていきましょう。

タカラスタンダードで人気のアイランドキッチン

タカラスタンダード,

Table of Contents

アイランドキッチンとは、キッチンの中央に設置されるカウンターまたは作業スペースがあるキッチンのレイアウトスタイルです。

以前ならキッチンの大半は壁付けのスタイルが一般的でしたが、今は対面キッチンが人気のスタイルとなっていますね。

アイランドキッチンの形

タカラスタンダードを含めてアイランドキッチンという場合、シンクのあるキッチンキャビネットが、基本的にどこにもついていないものです。

アイランドは島のことですがその通り、テーブルが一つポンと置いてあるような形です。

どちらか片側が壁に接している場合の名称は、タカラでは「対面プラン」と呼ばれています。

タカラスタンダードのアイランドキッチンが使えるタイプ

タカラスタンダードの完全なアイランドキッチンは、レミューとトレーシアのみの対応です。

それ以外のエーデルとリフィットは、キッチンキャブネットの一方が壁についた形のマルチ収納対面プランとフラット対面プランが使えます。

どちらも壁のあるなしだけで、アイランドキッチンと共通しています。

タカラスタンダードのキッチンプラン一覧

タカラスタンダードのキッチンプランは、全部で6つです。

  • 壁付プラン
  • マルチ収納対面プラン
  • アイランド対面プラン
  • アイランドマルチ収納対面プラン
  • セミフラット対面プラン
  • フラット対面プラン

このうち完全なアイランドキッチンがアイランド対面プランとアイランドマルチ収納対面プランです。

アイランドキッチンの2つの違い

2つの違いは、シンク前に立ち上がりがあるかどうかの違いです。

ワークトップ天板が全部平らなのか、シンクの前に段差があるかということで、ワークトップ天板が全部平らなキッチンは、一般的には「フルフラットキッチン」という呼び名があります。

シンク前に立ち上がりがあるメリット

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シンク前に立ち上がりがあると主に下の2つのメリットがあります。

  • 立ち上がり部分に物が収納できる
  • 手元が隠せる

キッチン選びの大切なポイントとなるので、この点についてはこの下に詳しく記します。

タカラスタンダードのアイランドキッチンのサイズ

タカラスタンダードのアイランドキッチンのサイズは、概要を先にいうと下のようにまとめられます。

  • 幅・・・214cm~277cm
  • 奥行・・・ 80cm~105cm

 

タイプ別アイランドキッチンのサイズ

それぞれの対応別にいうと

アイランド対面プラン アイランドマルチ収納対面プラン
Ⅰ型 Ⅱ型(シンク側) Ⅰ型 Ⅱ型
レミュー 277~217x80
277~217x105
274~157x80
274~214x105
(コンロ側201~120)
274~214x90
274~244x105
214~154
(コンロ側210~120)
トレーシア 277~217x80
277~217x105
274~214x80
274~214x105
(コンロ側201~120)
274~214x90 214~154
(コンロ側210~120)

Ⅰ型とⅡ型のアイランドキッチンプランの違い

Ⅰ型はキャブネットが一つのみで、シンクとコンロが同じキャビネットに配置されます。

Ⅱ型は、シンクのある側にキャビネットが一つ、コンロがあるキャビネットがもう一つ、計2列になるプランです。

アイランドキッチン選びの注意点

「人造大理石のハイグレードは対応しない」「ステンレスは対応しない」、レミューの奥行105センチだと「フル引き戸収納付」などです。

この点は、すべてが好みの組み合わせができるわけでははないので、それぞれのキッチンタイプに対応するワークトップ天板と細かい仕様はカタログまたはショールームで見積もりの時に確認してください。

タカラスタンダードのアイランドキッチンの価格

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https://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/display/LE/1905/

アイランドキッチンの価格は、他のキッチンタイプに比べると高いです。

理由は、キッチンの外装材が4面全部に必要だからです。

タカラスタンダードのキッチン価格の見方

タカラスタンダードのカタログを見ると、基本の価格「シンプルプラン」が示されており、次に扉のカラーがグループ別に分けられます。

カタログでは「アイランド対面プラン」は一覧になく、「フラット対面プラン」がそれに近いタイプです。

食洗機の有無、扉カラーのグループによって価格が上下するので、ここでは例として、「フラット対面プラン」、キッチンの色がグループ1のケース、食洗機なしの価格でお知らせします。

ワークトップ天板に何を選ぶかでも違うため、詳しくはタカラスタンダードのショールームで確認してください。

レミューのアイランドキッチンの価格の参考

基本の価格が¥852,000。

フラット対面プランだと、¥272,000が加算されます。

トレーシアのアイランドキッチンの価格の参考

基本の価格が¥598,000。

フラット対面プランだと、¥245,000が加算されます。

エーデルのアイランドキッチンの価格の参考

エーデルは、壁から離れたアイランドではなく、片方が壁についたフラット対面プランとなります。

基本の価格が¥482,000(例:足元スライドタイプ)

フラット対面プランだと、¥214,000が加算されます。

リフィットのアイランドキッチンの価格の参考

エーデルは、壁から離れたアイランドではなく、片方が壁についたフラット対面プランとなります。

基本の価格が¥376,500(例:足元スライドタイプ)

フラット対面プランだと、¥206,000が加算されます。

タカラスタンダードのアイランドキッチンの特徴

アイランドキッチンの2つのタイプの特徴を詳しく見ていきます。

アイランド対面プランの特徴

  • カウンターがフラットで解放感が抜群
  • 2人で調理しても動線が重なりにくい

アイランド対面プランはキッチン全体を見せたい場合におすすめです。

アイランドマルチ収納対面プランの特徴

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  • 手元を隠しながらアイランドのオープンスタイルを生かしたプラン
  • シンク前の立ち上がりにホーローの収納スペースがある
  • 解放感がありながら手元が隠せる

アイランド対面プランはキッチンのとくに手元を隠したい場合、それと収納スペースを確保したい場合におすすめです。

タカラスタンダードのアイランドキッチンのメリットとデメリット

それぞれのキッチンのタイプ別のメリットとデメリットは下のような点があげられます。

アイランド対面プランのメリット

  • リビングから見た時に広々としている
  • 背後の壁までの奥行が感じられる
  • キャビネットのリビング側からの利用がしやすい
  • リビング側に椅子を置いて座ることができる

アイランド対面プランのデメリット

  • カウンター上の物がリビングから見える
  • 調理中の手元が見えやすい
  • 日照や通気の影響が考えられる
  • リビング側には座れない

※アイランドキッチン全体のメリットやデメリットについて下の記事をご覧ください
アイランドキッチンのデメリット システムキッチン選びまとめ

フルフラットキッチンにリフォームしたら後悔すると思う理由

アイランドキッチンを選ぶ際のポイント

各キッチンを選ぶ際のポイントとなるのは、まず、リビング側からの見た目の問題です。

リビングからの視点が広い【メリット】

フルフラットはとにかく広いです。

さらに、立ち上がりがないとその部分の視界だけでなく、シンクのあるカウンター部分だけでなく、その先にある壁、またはキャビネット部分まで視界が広がります。

立ち上がりがあるとどうしても視点がその当たりの留まるわけですが、人の視線は広い方を自然に見るようになるからです。

その視線の先に、物を飾ってレイアウトするということができます。

逆にいうと、そこまできれいにする必要が出てくるため、あまり気を遣わずに物を置きたい場合はやや負担になるかもしれません。

来客が多い家なのかどうかはもちろん、リビングとの距離や、リビングに平行か垂直かなどの位置も関係してくると思います。

遠ければ多少物があっても気になりませんが、近ければリビングが散らかっている印象になってしまいますので、それらも考慮して選ぶことが必要です。

キッチンカウンターがテーブルとして活用できる【メリット】

フルフラットのアイランドキッチンでいいなと思うのは、カウンターがそのままテーブルとして利用ができる点です。

キャビネットの対面する側にカウンタ―チェアをおいて、そこに家族や自分が座ることもできます。

一緒にお手伝いをしたり、軽い作業や軽食をとることも可能です。

私の家のキッチンは立ち上がりがあるタイプでその前に造作カウンターがあり、椅子を置いてそこで夫が朝食をとったりします。

しかし、間に段差があるため、キッチンにいる私がシンク側で座って向かい合っての食事はできません。

フルフラットならそれも可能です。

キッチンの向こう側にいる家族と距離が違いところが、フルフラットのメリットの一つです。

食器の受け渡しができる【メリット】

立ち上がりがあってももちろん、物の手渡しは可能ですが、カウンターがないとその部分をフルに使えます。

また、食器類の受け渡しは小さいお子さんでもスムーズに行えます。

目の前に収納スペースがある【メリット】

立ち上がりがある場合には、その部分に横に細長い収納スペースが取れます。

コップや調味料が置けるので大変便利ですし、ホーロー製なのでマグネットも費用できます。

カウンター上の物が全部見える【デメリット】

フルフラットのデメリットのいちばんはこの点で、物を置いておけば全部見えてしまうというところが困った点です。

なので、上に置くものはできるだけ片付ける必要があります。

調理中の手元が見える【デメリット】

また、調理中の手元が見えるというのにも注意が必要です。

たとえば、肉や魚、それらをどう扱っているかも見えるわけなので、やはり来客のために調理をするという時には向かないかもしれません。

立ち上がりがあるからと言って衛生的に優れているとは言えませんが、リビングの通気や日照の影響を受けやすいという点も知っておきたいところです。

油のはねと匂いについて【デメリット】

匂いについてはオープンキッチンは同じように思われますが、それは主に上に上っている排気の問題です。

油が床に跳ねることについてはフルフラットではあるという口コミがあり、そうなるとやはり、匂いにも影響はしていきます。

この点については、ガスコンロの前に壁のあるセミフラット対面プランとも比較してみてください。

前に壁がある場合は、タカラスタンダードの「油煙の広がりもシャットアウト」との説明があるとおりです。

実際にもリビング側の床に油が跳ねるということはありません。

他にも、キッチンの床に調理中の物が落ちる、水が跳ねるということはかなりありますので、片方が壁で区切られているセミオープンと様々な点で比較が必要だと思います。

造作壁のあるセミフラット対面プランのキッチンの例

うちのキッチンは、造作壁のあるセミフラット対面プラン、上部に吊戸棚があるというタイプです。

最初はフルフラットや吊戸棚を外すことも考えましたが、今はこれでよかったと思います。

というのも、うちの場合は、リビングが吹き抜けのため、匂いが伝わりやすく残りやすいのです。

造作壁はもちろん、油を含んだ調理中の排気の移動が防げますし、高いところにある吊戸棚部分も役に立っていると思います。

また、立ち上がりがあるともちろん、物が散らかっていても気になることは全くありません。

リビング側から見た時はいつも同じです。

現在リフォームうを考慮中ですが、今のキッチンのスタイルはとても気に入っていますので、今のスタイル引き継いだ形のものとなりそうです。

タカラスタンダードのアイランドキッチンまとめ

タカラスタンダードのアイランドキッチンについてまとめると

  • タカラスタンダードのアイランドキッチンはレミューとトレーシアで使える
  • アイランドキッチンの価格は他のスタイルより高い
  • 立ち上がりのあるなしのポイントを押さえて選ぼう

他のキッチンに比べて高級感満載のアイランドキッチンは、ショールームで実物を見ながらアドバイザーさんにシミュレーションしてもらってください。

価格はその場でわかり、プリントしたものももらえますので、お手元で検討してみてください。

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