タカラスタンダードのキッチン、キャビネットはホーロー製ですが、寿命はどのくらいでしょうか。
私はタカラスタンダードの２６年経ったキッチンを使っていますが、ホーローキッチンの耐久性について調べたことと実際に感じたことをお知らせします。
タカラスタンダードのキッチンはホーロー製
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タカラスタンダードのキッチンは、ホーロー製です。
タカラスタンダードといえば、ホーロー、逆にホーローキッチンといえばタカラの名が上がるように、ホーロー製のキッチンと、バスルームはタカラスタンダードがもっともすぐれているといえます。
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ホーローの素材と歴史
そもそも、ホーローとは何かというと、ホーロー（琺瑯）は金属の表面にガラス質を高温で焼き付けたものです。
ホーローには、優れた耐久性、耐熱性、耐酸性があるといわれます。
タカラスタンダードのショールームのプロモーションでは、たわしでこすったり、たたいたりという実演も行われています。
ホーローの歴史は長く、第２次世界大戦を描いた映画「シンドラーのリスト」で、あのシンドラーの工場はホーロー製品を生産する工場であり、そのシーンが映ったことがあるのを覚えています。
タカラスタンダードのホーローキッチンの寿命
https://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/edel/style/style01.html
それでは、ホーローキッチンの寿命というのは、あるとしたらいったいどのくらいなのでしょうか。
タカラスタンダードのキャッチコピーだと
10年後、20年後も、ずっと「愛せる」ホーローは、タカラスタンダード。
となっています。
実際ホームページを見てみると、最長で「ホーロー歴約45年」という、お祖母さんの使っているキッチンというのがあるくらいです。
小傷などの補修可能な部分は別に、本体はおそらく５０年ででも持ちそうです。
私の考えでは、タカラのキッチンの”寿命”は、ほぼ一生ものといえると思います。
キレイ、安心、心地よい、ホーロー素材が魅力のキッチン！
築２６年のタカラスタンダードのキッチン
私は築２６年の中古住宅を購入、タカラスタンダードのキッチンに出会いましたが、最初に見た時もキャビネットの表面には、傷一つなく、汚れも全くありませんでした。
また、それまで使っていた木製のキッチンのように、板の反りや、上に貼ってある化粧板のシートが角ではがれるというような、見苦しい点も全く見当たりませんでした。
その後実際、私が使ってみても、キャビネットの扉など、保存条件の良いところに関しては、ホーローそのものの経年劣化もほとんど感じられません。
キャビネットの内側には、鍋を直置きするところに小さな錆、それから、扉の多く角の部分の傷や欠けなどの部分的な劣化はありますが、いずれも補修が可能なところで、外観は極めてきれいです。
最初は、リフォームでキッチンを入れ替えるつもりでしたが、交換したいと思ったのはむしろオール引き出しとか、セミオープンにしようとかのデザインと機能の観点からです。
ただし、見てもらった工務店さんも「まだこのままでいいのでは」というので、当面は入れ替えずに大切に使うことにしました。
今ではとても気に入ったキッチンとなっており、今後入れ替えるときもタカラスタンダードのホーローのキッチンにしようと思っています。
価格も他のメーカーに比べると、質に比べると極めて安価といえます。
引き出しの底と側面が全部ホーロー製
特に、良かったなと思うところは、引き出しの内部がホーロー製であったというところ。
それまでは木製のキッチンだったので汚れがとれずに大変でした。
キッチンのワークトップはステンレス
ちなみに、キッチンのワークトップは、ステンレスのエンボス加工がなされたものです。
こちらも、２６年経過したものですが、傷や、錆などは全く見られませんでした。
中古住宅なので、所有者の方がこすったところや、わずかなくぼみなどの跡は見られますが、ステンレスの大幅なくすみは見られない状態でした。
使ってみて、こちらも大変気に入ったので、今度入れ替えるときも、キャビネットはもちろんタカラスタンダードのホーロー、トップはステンレスにしたいと思っているくらいです。
ちなみにうちは、お風呂もタカラスタンダードでリフォームしています。
ホーローのボウルも３０年
私は、ホーロー製のボウルも持っていますが、それも考えてみるとかれこれ３０年近くは経っています。
小傷は見られますが、まだまだ使えています。
しかし、もちろんですがホーローのボウルよりは、キッチンキャビネットの方が、はるかに質が良く、そして頑丈です。
これは、実際に見てみないとわからないと思うので、タカラスタンダードのショールームでご覧になられるのがいいと思います。
木製キッチンからホーローの高級なアイランド型まで、すべて見られます。
すごくきれいで楽しいところですので、ぜひおいでになってご自由にご覧になってみてください。
