タカラスタンダードのホームビルダーのキッチンは、グランディアとオフェリアの2つがあります。
グランディアとオフェリアの違いのいちばんの点は、キッチンキャビネットの扉がホーローか木製かというところです。
タカラスタンダードのグランディアとオフェリアの違いについてお知らせします。
タカラスタンダードのキッチンオフェリア
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タカラスタンダードのオフェリアは、ホームビルダー向けの商品で、特定のホームビルダーで新築の際に選べるキッチンタイプです。
扉は45色、ワークトップは7色からと、豊富なバリエーションから選べるシリーズを展開。
デザイン性に富んでいるのがオフェリアのいちばんの特徴です。
オフェリアは一般の方は購入できませんが一般向けのキッチンの中にオフェリアに相当するタイプがあるのでそちらからオフェリアとほぼ同じものが選べます。
※一般向けキッチンはこちらから。
タカラ スタンダードのキッチンのグレード順 違いと価格の比較
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タカラスタンダードのキッチンオフェリアとグランディアの違い
タカラスタンダードで選べるキッチンのタイプは下の2つです。
- グランディア
- オフェリア
オフェリアとグランディアのキャビネットの扉の違い
グランディアとの大きな違いは、キャビネットの扉がホーローか木質かという点です。
- グランディア・・・キャビネットの扉がホーロー
- オフェリア・・・キャビネットの扉が木
オフェリアはそれ以外の部分、壁と引き出し内部などはホーローが選択できますので、この点での大きな違いは扉だけです。
オフェリアのキャビネットの扉にはマグネットがつかない
表面が木ですので、この部分にはマグネットはつきません。
ただ、多くは腰より下の部分ですのでそれほどこだわる程度ではないかなと思います。
※この点を含めたデメリットについては下の記事にまとめました。
オフェリアのシンクの違い
オフェリアとグランディアの違いのもう一つは「家事らくシンク」が選べないというデメリットがあります。
家事らくシンクとは
家事らくシンクとは
使いやすく、お手入れもラクな「清潔設計」のアクリル人造大理石シンク
ということで、簡単に言うと、シンクの水きりプレートが3段にできるということで、シンクの有効活用ができたり、作業スペースが増えて効率がアップするというものです。
アクリル人造大理石シンクはオフェリアで選べる
もっともオフェリアはアクリル人造大理石シンクは選べます。
なので、家事らくシンクが選べる選べないの違いは、シンクの材質ではなく、機能性の違いということになりますね。
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タカラスタンダードのアクリル人造大理石の口コミ
タカラスタンダードのアクリル人造大理石のシンクとワークトップ組み合わせ
家事らくシンクの仕様については、実際にショールームで実物を見ると使い勝手がわかると思います。
オフェリアとグランディアの共通点
オフェリアとグランディアには共通の仕様もたくさんあります。
ペニンシュラキッチンやアイランドキッチンにレイアウト変更ができる
オフェリアとグランディアのどちらも、キッチンのレイアウトは自由に変更が可能です。
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タカラスタンダードのアイランドキッチン 価格と選ぶポイント
壁にホーロークリーンキッチンパネルが選べる
オフェリアとグランディアとも壁はもちろんホーローパネルです。
扉をホーローにすることももちろんメリットはありますが、やはり一番は壁が活用度が高いですね。
関連記事:
タカラスタンダードのキッチンパネルの人気の色は?
クォーツストーンが選べる
高級人造大理石クォーツストーンは、一般のキッチンならレミューに使われるタカラスタンダードでもっともハイクラスのワークトップです。
材質は石でできており見た目も耐久性も抜群です。
クォーツストーンは、グランディアでもオフェリアでもオプションで選ぶことができます。
オフェリアにクォーツストーンを選んだ場合の差額
クォーツストーンを採用した場合の差額は、住宅メーカーによって様々ですが、12万6千円、約13万円というのがいちばん多く報告されています。
差額としては大きい方なので十分な検討が必要となりそうです。
関連記事:
タカラスタンダードのクォーツストーンの口コミ
アクリル人造大理石が選べる
ステンレス一択ということでなく他に、人工大理石系のワークトップやシンクの選択が可能です。
石以外の人造大理石系のワークトップには、アクリル人造大理石と人造大理石がありますが、アクリル人造大理石の方がランクが上です。
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タカラスタンダードのアクリル人造大理石のシンクとワークトップ組み合わせ
ワークトップとシンクの組み合わせは複雑なので下の記事を参考にしてください。
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タカラスタンダードのキッチンの天板ワークトップの種類と対応一覧
ステンレスのバイブレーション加工が選べる
ステンレスは表面がフラットなものではなく、キズの目立たないバイブレーション加工が選べます。
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タカラスタンダードのステンレスの質について
シンクの選択項目が多い
シンクについては、家事らくシンクだけがグランディア対応ですが、オフェリアで選べるシンクもたくさんあります。
- ユーティリティシンク
- ステンレスのシンク( ラクエル シンク)
- アクリル人造大理石シンク
- Zシンク
の中から選べます。
シンクとの組み合わせは下の記事に
タカラスタンダードキッチンのシンクの種類
タカラスタンダードのアクリル人造大理石のシンクとワークトップ組み合わせ
食洗機はボッシュが選べる
タカラスタンダードの食洗機の種類は
- 三菱
- リンナイ
- ボッシュ
の3種類で、海外食洗機のボッシュも正式対応となっています。
関連記事:
タカラスタンダードのキッチンにボッシュの食洗機が入れられる
タッチレス シャワー水栓が選べる
水栓は人気のタッチレスシャワー水栓も選ぶことができます。
各パーツが標準価格かオプションかは、見積もり時に詳しいところを確認してみてください。
タカラスタンダードのキッチンオフェリアだけのメリット
グランディアにないオフェリアのメリットを上げると
- コストパフォーマンスが良い
- キャビネットの扉が最多の45色から選べる
- 細かいサイズ調整も可能
コストパフォーマンスが良い
オフェリアは価格がいちばん安いキッチンですが、それでもホーローが使えて清潔な上にデザイン性の高いキッチンです。
その点でいうとコストパフォーマンスが高いキッチンタイプと言えます。
キッチンの後悔であまり聞かれないのが価格に関してです。
他の会社と比べるということがないので、「高かったのにそれほどでない」というのはあまり聞かれませんが、これも一つのデメリットです。
オフェリアの場合は、よほどオプションで価格の高いものでも選ばない限り、価格の面でのデメリットはありません。
そして、これはキッチン選びの盲点で、いちばん大切なのはやはり価格対効果というところではないでしょうか。
キャビネット扉の色数が多い
キャビネットの色数が45色というのはタカラスタンダードのキッチンの全シリーズの中でも一番多い数です。
なのでインテリアに合わせた選択が可能です。
これはホーローにはないオフェリアだけのメリットなのです。
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タカラスタンダードのキッチンオフェリアの人気の色ランキング!
サイズ調整が可能
オフェリアの一般向けキッチンのリフィットは1センチ刻みの単位でサイズ調整が可能です。
これも木製キッチンだからできることです。
ホームビルダーのオフェリアの場合はサイズ調整には費用の面で対応できるかわかりませんが、基本的には可能なので、必要な場合は住宅の工事会社に問い合わせてみてください。
タカラスタンダードのキッチンオフェリアで後悔しないポイント
逆にオフェリアを選ぶポイントで、こういう点を知って選べば後悔しないというところは
- 扉が木である
- 家事らくシンクが選べない
「扉が木」に関しては、単に木製かホーローかだけでなくて、もう少し全体的な高級感に関わる面があります。
グランディアは、タカラスタンダードの高級キッチンに位置するトレーシアとほぼ同じ仕様なので(レミューは別格)、タカラスタンダード全体でも、タカラのホーローキッチンでも上位に位置するキッチンです。
エーデルとトレーシアの違い
”高級感”という漠然とした感じは、言葉では説明がしにくいのですが、たとえばタカラスタンダードのホーローの下位のキッチンであるエーデルと比べた場合だと、グランディアに当たるトレーシアは取っ手の部分と、ホーローの縁の仕様が違います。
そのため、エーデルと比べるとトレーシアは、機能の点でも見た目も上位であることが納得できます。
グランディアとオフェリアの違いが高級感
トレーシアに当たるグランディアとオフェリアの違いについては、トレーシアとエーデルのようなデザイン上の違いはそれほど目立ちません。
デザインはほとんど変わりがなく、ただ、扉の部分が木質かホーローかの違いです。
たとえば鏡面仕上げの木質系扉だったとすると、見た目はホーローともそれほど変わりません。
ここに高級感を感じるかどうかというのは、かなり主観的な面で、好みによるところが大きいかなと思います。
たとえば上は私のキッチンの画像です。
全体はホーローで、中央の食洗機の部分だけが木の薄いパネルの面材です。
光沢の違いがありますが、色は全く同じ色で材質が違うということだけです。
見た目はほとんど変わらないのですが、他にも扉を開け閉めした時の、微妙な重さと質感などの感じ方にも違いはあると思います。
材質による雰囲気の違いというのは言葉ではこれも説明がしにくい点ですので、やはり実際にショールームで実物を見て、価格の見積もりと合わせて検討されることをおすすめします。