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タカラスタンダードのステンレスの質について 28年後も満足

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タカラスタンダードは高品位のホーロー製品が特徴の会社ですが、タカラスタンダードの提供するキッチンやお風呂にはステンレス製品が選べるものがあります。

ホーローが専門ということでキッチンに選んだ場合、ステンレスの質はどうかという疑問が多くあります。

私は28年くらいたったタカラスタンダードのステンレスシンクとワークトップを使っていて、大変満足しているため、この後のリフォームでもステンレスを選びたいと思っています。

タカラスタンダードの使用するステンレスの質についてお知らせします。

タカラスタンダードとステンレス

タカラスタンダード,キッチン

https://www.takara-standard.co.jp/product/system_kitchen/edel/style/style01.html

タカラスタンダードは国内でも最高品質のホーローを製造する会社であり、ホーローについての信頼性はもはや疑う余地はありません。

ホーローと言ったらタカラスタンダード以外にはないのです。

タカラスタンダードはその他にも、キッチンとお風呂の両方でアクリル人造大理石やFRPと呼ばれるプラスチックの他、ステンレスも素材として採用。

お好みに合わせて天板ワークトップとシンクの材質が組み合わせの上選べるようになっています。

タカラスタンダードのステンレスの質

タカラスタンダードのステンレスの質への疑問については、以前国民生活センターが苦情を元にステンレスのテストを行った時に名前が出たことに原因があるようです。

その情報を見て不安になった方が、ネット上に多く質問をするようになったと思われます。

そもそもこの時の質問は2012年度のもので、結果は全メーカーで錆が発生したというものになっています。

SUS430で、参考品のSUS430J1LやSUS304などと種類が異なっていた。腐食促進試験を行ったところ、いずれのステンレスでもさびは発生し、苦情同型品はステンレスの種類が異なる参考品よりもさびやすかった。なお、今回さびが発生した直接の原因は不明であるが、ヌメリ取り剤の使用がさびの発生に起因していることも考えられた。(出典:https://www.kokusen.go.jp/kujo/data/k-201205_05.html)

この時の情報がネットに残っているため、ステンレスの質に関心が高まったように思われます。

ステンレスのSUSについて

上の通りステンレスで家庭に使われる製品の種類は、SUS304 (18-8ステンレス) と、 18%のクロムを含んだSUS430. (18ステンレス) という2つ種類があります。

  • SUS304・・・ニッケルを含む
  • SUS430・・・クロムを含む

ステンレスの専門メーカーのクリナップは304、タカラスタンダードは430を採用していると聞いています。

304と430は後者が、鉄を含んでいるので多く錆びるのは430の方、と記しているネットの個人ブログもあるにはあります。

しかし、おそらく430はステンレスメーカーのクリナップ以外のほとんどのメーカーが採用するステンレスのタイプです。

なので、タカラスタンダードだけが錆びやすいということはあり得ません。

タカラスタンダードのステンレスの種類の確認方法

お使いのキッチンのステンレスがどちらかわからないという時には、磁石がつくかつかないかが目安となります。

  • SUS304・・・ニッケルを含む⇒磁石がつかない
  • SUS430・・・クロムを含む⇒磁石がつく

ちなみにうちのタカラスタンダードのキッチンは磁石がつかないので、SUS304を使用しているタカラスタンダードのキッチンです。

ステンレスの上位メーカー

ちなみにクリナップにステンレスの素材を提供しているのは、ナスラックだとも聞いています。

ナスラックのキッチンはクリナップよりも安いため、ステンレスキッチンならナスラックがお得だと思います。

タカラスタンダードがホーローというように、ステンレスに関してはステンレスメーカーを超えるところはありません。

私自身も実際見学に行ってそう思いましたね。

その時の体験は下の記事に
ナスラックキッチンの見学 ステンレス専門で値引き率が良い


タカラスタンダードのステンレスSUS430のキッチン

タカラスタンダード,キッチン

うちのキッチンはタカラスタンダードのステンレスシンクを使っていますので、それについてお知らせします。

キッチンの年数は28年くらい経っているものです。

天板とシンクはひとつながりで継ぎ目はありません。

ワークトップはエンボス加工。シンクは加工なしです。

先にご説明したステンレスの種類で、磁石がつくつかないで区別ができますが、うちのステンレスは磁石がつかないのでタカラスタンダードのステンレスでSUS304のキッチンということになります。

タカラスタンダードのステンレスシンクに錆が発生

それでは304なら錆が発生しないかというと、これも国民生活センターのテスト通りです。

一度トマトの缶詰を濡れたシンクに置きっぱなしにしたところ、錆が発生してしまったことがあります。

気が付いてすぐ、除去することになりメラミンスポンジとクレンザーで落ちましたので、少々の錆程度であれば落とすことは可能です。

ステンレスシンクにアルカリ性の洗剤は慎重に

もう一つ、ステンレスシンクで注意が必要なのは、アルカリ性の洗剤やアルカリ性の漂白剤入りのスプレーです。

製品によってはステンレスでも使用可能という表示があるものもあります。

ただし、金属全般にはアルカリ性の洗剤は良くない上、これらも錆の原因となることがわかっています。

洗剤や研磨効果あるスポンジなどの道具も慎重に選んだ上で使用しましょう。

タカラスタンダードのステンレスシンクの傷

傷についてはうちのキッチンはかなり年数が経っており、住み替えの中古住宅なので、それ以前からのキズはかなりあります。

どの程度かというと、スポンジで触った時に引っ掛かりがありますので、やや深い傷ですね。

なお、これよりも前の家では、430ステンレスのキッチンを使っていましたが、シンクについてはそれと比べて304だからと言って特に見た目がきれいというほどではないかもしれません。

汚れやすさや水あかがつくことなども、304だから特に汚れにくいということもないと思います。

ステンレスのエンボス加工がお気に入り

ただ、初めて使ったエンボス加工のワークトップはすごく気に入っています。

ステンレスではあるのですが、キズはほとんど目立ちませんし、ステンレス特有のピカピカした感じがないので、いかにも作業場という雰囲気にはなっていないと思います。

古いキッチンなので新規に取り換えるように夫には言われたのですが、あえてすぐに取り換えなかった理由は、このステンレスのワークトップにあります。

ホーローの耐久性に比べれば、ピカピカとは言えないまでも、28年経ってもきれいに使えているので大変満足しています。

できれば次に選ぶ時にも、タカラスタンダードのホーローキッチンの上で、ステンレスにしたいと思っています。

ちなみにステンレスの加工によっては、アイランドキッチンやフラット対面に利用できないものもありますので、組み合わせについては確認されてください。

この辺りは難しいので、ショールームで聞いてみるのがいちばんいいと思います。

キッチンの自由見学もできる
>>ショールームを予約する

タカラスタンダードのキッチンのステンレスの確認

これからタカラスタンダードでキッチンを決めたいという場合には、確認方法はどうしたらいいかというと、実際にショールームに行って聞いてみるのがいちばんです。

ネットの情報は実際誤りも多く、使用状況には個人差があります。

たとえば、教えてgooの質問で

タカラのレミューのステンレス素材(バイブレーション加工とサンドエンボス?加工)は18-8(SUS304)でしょうか?
クリナップのSSシリーズのステンレス(18-8)と比べて品質はどうでしょうか?
タカラのホーロー(レミュー)にほぼ心が決まっているのですが、ステンレスワークトップの素材が確認できてません。(中略)ステンレスのバイブレーション加工の素材がクリナップと同じ素材なら決定しようと思います。ご存じの方よろしくお願いします。(出典:https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9240092.html?from=recommend)

という質問に一言「不明」という答えが入っているものがあります。

このような専門的な質問は、タカラスタンダード本人に聞くのがいちばんです。

カタログに記載のないことについては、アドバイザーさんに積極的に質問してください。

そしてタカラスタンダードでステンレスの実物を実際に見てくるのがいちばんおすすめです。

ショールームは予約を取っておけば待たずに入れます。

予約の上での自由見学もできますので、必要なことだけをアドバイザーに聞いて、あとは自由に実物を確認してみてください。

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