タカラスタンダードの風呂の床は冷たいのかの疑問にお答えします。
タカラスタンダードの床には磁器タイルであるキープクリーンフロアと、FRP床があり、それぞれの口コミと床のおすすめをお知らせします。
タカラスタンダードの風呂の床
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タカラスタンダードのお風呂の種類で、戸建て住宅用のタイプは下の3つです。
- プレデンシア・・・最高級のバスタイプ
- グランスパ・・・中級の普及価格帯のバスタイプ
別途、ステンレス浴槽が使えるエメロードがあります。
※価格とグレードの違いについては下の記事に
タカラスタンダードのお風呂の価格と特徴まとめ
それぞれの口コミは
タカラスタンダードのお風呂の評判と口コミ
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タカラスタンダードのバスタイプと床の対応
それらに対応する床の種類は、
- プレデンシア・・・キープクリーンフロアハイクラス
- グランスパ・・・キープクリーンフロアハイクラス・FRP床
FRP床は従来の風呂の床とほぼ同じです。
キープクリーンフロアは、基本タイルである磁器タイルと呼ばれる材質なので、冷たいかどうかが気になるのはこちらになると思われます。
タカラスタンダードの風呂の床の材質
磁器タイルとは何かというと、一般の説明では石英、長石、粘土などを1200~1350℃で焼成したタイルのことです。
従来のタイルは陶器でできており、その違いは吸水率にあります。
- 磁器質タイル・・・吸水率1%以下
- 陶器質タイル・・・吸水率22%以下
つまり、全然水を吸わないので、かびにくい、劣化しにくいということが考えられます。
タカラスタンダードのキープクリーンフロアは冷たい?
タカラスタンダードの風呂の床、キープクリーンフロアが冷たいかどうかについては、タカラスタンダード側の説明は下のようになっています。
じんわりと優しいぬくもり
熱が伝わりやすい磁器でできたタイルは、お湯をかけるとすぐにあたたまります。
床下からの冷えをシャットアウト
磁器タイルの下に挟んだ保温材が、床下からの冷えた空気をシャットアウト。旅館で感じる石畳のような、じんわり暖かい気持ちよさを自宅で体感できます。 出典:https://www.takara-standard.co.jp/product/system_bath/floor/
タカラスタンダードのキープクリーンフロアは冷たいかの口コミ
実際に使っている方の口コミや評判の記載を見ると、「冷たい」という方と、「冷たくない」という方がおられます。
冷たいという口コミ
デメリットとしては、汚れが目立ちやすく、タイルなので冬場は足元が冷たいです。(引用:https://www.wing-home.jp/staffblog/slug-ef2ab2f8cdbe97adf49964c1e9d15ff)
こちらはハウスメーカーさんの説明です。
冷たくないという口コミ
他に、実際にタカラスタンダードのお風呂にしたあと、温度計で測定された方がいます。
お湯を入れた後の温度が19.3度。
この状況で、素足で歩いても冷たいとは感じません(引用:https://ameblo.jp/hmmayup1971/entry-12727898550.html)
しかも、入浴前にお湯をかけたところ、温度は29.3度に上がったというのです。
キープクリーンフロアは磁器タイルの下に保温材がはさまれているので、温まりやすく、一度温かくなると冷めにくいのです。
入浴時にお湯を床にかけないで使用するということはまずありません。
もし冷たいとしても最初の1歩か2歩の間ですので、その際の冷たさを重要視する必要はなさそうです。
タイルなので「冷たい」のは当然
うちのお風呂の床はFRP床なのですが、キープクリーンフロアももちろん検討、ショールームで何度も見てきました。
タイルなので硬く、石に似ているので、そのままではもちろん冷たいです。
家の中でも暗い位置にあるお風呂の石やタイルが温かいということはまずないと思いますので、口コミを読むまでもありません。
が、お風呂はやはりお湯なしで歩き回るということは考えられませんので、タカラスタンダードの記載通り、
熱が伝わりやすい磁器でできたタイルは、お湯をかけるとすぐにあたたまります
のが正しい使い方といえると思います。
「冷たくない」風呂の床の選び方
キープクリーンフロアの磁器タイルではない方の選択肢はFRP床の方になります。
うちのお風呂はFRP床で冷たいと感じたり、困ったことはありません。
その詳しい理由は下に説明しますが、磁器タイルに比べて冷たくないからFRPをおすすめしたいかというとやはりおすすめは磁器タイルの方です。
冷たさを回避するという目的だけが選ぶ決め手になるとは思えないからです。
グレードの高いキープクリーンフロア
床の材質として明らかに良い方と悪い方があり、冷たいからグレードを落とした方がいいですよ、とは誰も言わないと思います。
材質としては明らかにFRP床よりも磁器タイルの方がグレードが上なのですから、高級な方をおすすめしたいです。
また、冷たいから他メーカーがいいですよとも言えません。
ちなみにTOTOのサザナには、ふわふわした柔らかい床もありますが、これは「冷たさ回避」にこだわったゆえの特殊な材質です。
それ以外の材質は、他のメーカーでも「冷たい」のは同じだと思います。
タカラスタンダードの風呂の床を冷たくしない方法
風呂の床の材質は、基本的にタイルかFRPしかないので、むしろ材質で冷たくなくするというのは無理な話ではないかと思います。
お風呂の床が冷たいという時には、床だけではなくて外気も冷たいので余計に「寒い、冷たい」と感じます。
なので、お湯を床に流す以前に、真冬はお風呂とできれば脱衣所の外気温を上げることが大切です。
それと共に必然的に床の冷たさも減るからです。
浴室暖房は不要
うちの場合は元々夫がヒートショック予防に浴室暖房をつけたいという希望でした。
ところが、見積もりに来たリフォーム業者が「自分で入れたけれども全然使っていない。不要」といわれたのです。
「風呂に入る前に風呂のフタを開けておき、床にお湯を流せば暖房はいらない」
と言われました。
浴室暖房乾燥機をつける
そして、お風呂の方には夫が衣類乾燥の目的で、プラス4万8千円のオプションで浴室暖房乾燥機をつけたのです。
これは暖房ではなくてあくまで雨天時の乾燥が目的で、何も考えないでつけたのですが、この暖房がかなり強力でした。
強力な暖房機能
これはもちろん床を温めるためのものではないのですが、冬場にいちばん良かったのがこの暖房機能です。
外気温が高い時には床どころか、お湯から出ている上半身が暑いくらいになります。
なので、お湯が冷めてもあまり冷めた感じすらありません。
なので、うちはFRP床のいちばんリーズナブルなグランスパ+FRP床でも大満足のお風呂となりました。
脱衣所まであたたまる
しかもうちの場合は脱衣所の洗面台がお風呂の扉の前にあるので、真冬の朝は浴室の扉を開けて暖房をかけておくと洗面所までが暖かくなります。
もちろん、衣類の着脱の時も同様です。
これには、「2室同時換気仕様」「3室同時換気仕様」といって、浴室と脱衣所の両方、またはトイレの3か所に設置が可能なタイプがあります。
今のお風呂は浴室全体が広いことも多いため、浴室暖房は必須のアイテムだと思います。
床が冷たいのが気になる、お風呂や脱衣所が寒いという場合は、こちらのオプションがすごくおすすめです。
タカラスタンダードの風呂の床まとめ
もし、風呂の床が冷たいのが気になるという場合は、床の材質だけでどうするといっても無理があると思います。
床が冷たいだけで健康に害はありませんが、外気温が寒いのはそれ以上に問題があります。
この点を改善すると、冬場に遙かに快適なお風呂となります。
浴室のオプションは多いため、換気や暖房の方には注意が向きにくいことが多いですが、床の冷たさ対策としても浴室暖房も視野に入れてみてください。
ショールームに行けば、床の材質についてはFRPと磁器タイルの両方が見学できます。
実際に素足で乗ってみることができますので、合わせてアドバイザーさんにも聞いてみるのがいいと思います。